みなさん新年明けましておめでとうございます。
2020年は新型コロナウイルスで生活が一変した年でしたね。
ちょうど1年前にはこんな大変な状況になるとは夢にも思ってもみませんでした。
そして私にとって2020年は株式投資を本格的に始めた年でもありました。
私が投資を開始した直後にコロナショックを迎え100万円以上の損失を出してしまったので、自分への戒めを含めて振り返ってみたいと思います。
これから投資を始める方にはきっと役立つ内容だと思うのでぜひご覧頂ければと思います。
楽天株で大損失!
1銘柄への集中投資
私は2020年の2月頃に楽天株を2000株ほど購入しました。
1株あたりの取得単価は916円ですので約180万円の購入です。
この時私は他の株は持っていませんでしたので一点集中投資になりますし、投資初心者の私にはかなり大量の株を持ったと言えると思います。
当時楽天は楽天モバイルのサービス開始を2020年4月に控えた状況で、3月上旬の料金プランの発表に投資家たちが期待し株価はジワジワと上昇を続け1000円に迫る状況でした。
もちろん私の楽天株も含み益が10万円くらいは出ていたと思います。
株って簡単じゃん!
とそう思っていた頃でしたがこれが悪夢の始まりでした。
投資ストーリーが外れたのに保持を続ける
3月上旬になり楽天モバイルの料金プランが発表されました。
月額2980円で一年間は無料!
消費者目線の私はすげー!お得!!と思ってしまいました。
しかし、投資家たちの反応は違いました。
1年間も楽天モバイルには収入がない!
=事業計画が遅れている!
と、投資家たちは嫌気を指し株価が900円を割るくらいまで下がり数万円の含み損を抱えます。
私も4月から楽天モバイルが収益を上げると思って株を購入していたのでその思惑は完全に外れていました。
本来であれば投資ストーリーが外れたのでここで楽天株を売却しなければなりませんでしたが、まっ、1年待てばいいや!と安易にチェンジマインドしてしまいました。
要は損切りが嫌で出来なかったという事ですね。
大暴落中の大底で売却する
そして株価が低迷する中で迎えたダメ押しのコロナショック!
連日楽天の株価が5%、10%と大暴落していきます!
当時の私の心境はえっ?何??楽天は倒産しちゃうの?と恐怖に駆られながら、楽天の事業内容が頭をよぎります。
Eコマースは大丈夫なはず!楽天トラベルはダメか・・・などとです。
そして一番心配だったのは楽天が米運輸事業のリフト株を大量に所有していたことでした。
リフト株も漏れなく大暴落していたので、楽天が所持しているリフト株も大きな含み損を抱えていることが不安でした。
そして楽天の株価はついに600円台に突入し私の含み損は40万円を超えます。
楽天は倒産しない!と思っていたものの、私の知らないネガティブな情報を他の投資家は持っていてそれでみんな株を売っているんだ!と不安が襲います・・・
そしてここで新たなバカな閃きが私の頭に浮かびます。
まだまだ株価が下がるなら一旦ここで売却してまた買い戻せば株数か増やせる!
こう思ったわけです。
ホントにバカですね・・・
そして遅すぎる損切りを決行します!!!
ところが、その後株価は底を打ち上昇を開始します。
なんてこったいのオーマイゴット!です・・・泣
売却後のリエントリーは難しい
私が楽天の株を600円台で売却したのちに株価はすぐに700円台に戻ってしまいます。
私はすでに43万円の損を出していましたし、700円台で買い戻すと株数も減らしてしまいます。
それに当時の株価は乱高下を繰り返していたので株を買い戻した後に株価が下がったらどうしよう・・・と思い、怖くてなかなか買い戻せません。
そうこうしているうちに楽天の株価は乱高下を繰り返しながらも上昇し、株価が大底を付けてから1か月もしないうちに900円台に戻ってしまったのです・・・。
43万円の全損が確定した瞬間でした・・・大泣
自分のリスク許容度を過信しない
私は株を始める前は含み損になっても再度株価が上がるまで放置しておけば損はしない!とこう思っていました。
そして大きな含み損を抱えても自分は耐えられる!とも思っていました。
その結果が大きなリターンを狙っての1銘柄への集中投資に繋がっていました・・・。
この失敗で学んだことは自分のリスク許容度は高くない!ということです。
みなさんもウェルスナビなどの自己診断で高いリターンを狙ってリスク許容度をMAXにしてプランニングしていないでしょうか?
しかし、この経験で痛い思いをしたにも関わらずバカな私は同じような過ちをすぐに繰り返してしまいます・・・・
原油大損編に続く…
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