今回はじっちゃまLIVEから『BUY ON DREAM,SELL ON REALITY/理想買い、現実売り』という投資格言について学んでいきます。
この投資格言は本当に当たるのでぜひ最後までご覧ください。
BUY ON DREAM,SELL ON REALITY /じっちゃまLIVE
このライブはビットコイン取引所のコインベースが2021年4月14日にナスダックにIPOする10日前のお話です。

コインベースのIPOが話題となりビットコインの価格が上昇する!
しかし、IPO後にビットコインの価格が天井を付けるかもしれない
投資の世界には
BUY ON DREAM,SELL ON REALITY
という格言があり。
日本語では
理想買いの現実売り
とか
相場は知ったらしまい
と言われています。
これは良い材料でも悪い材料でも『正式に表面化したら材料出尽くしとなるのでいったん手仕舞うのがいい』という教えです。
コインベースIPO時のビットコイン価格
それでは実際にコインベースIPO前後のビットコイン価格について見てみましょう。


チャートを見てみるとコインベースがIPOされる4月14日がまさにビットコイン価格の天井になっています。
私の記憶では1BTCが初めて700万円超えた瞬間でもありました。
しかし、そこからズルズルとビットコイン価格は下落し7月の半ばには300万円台とピーク時の半値になってしまいました。
まさにビットコインに関する好材料が出尽くしてその後は一方的に売られる展開となってしまいました。
コロナワクチン緊急使用許可時のバイオンテックの株価
もう一つ私の記憶に残っている事例といえばバイオンテック/ファイザーが開発したコロナワクチンがアメリカFDAから緊急使用許可の承認が下りたときのことです。
緊急使用許可の申請を行ったのは11月中旬。
市場参加者は『12月10日頃に承認が得られるかもしれない』と予想していました。
コロナワクチン初承認の期待から申請した11月中旬から株価がスルスルと上昇していきました。
さらには12月の初め頃にファイザー社から『第3相臨床試験の結果が良好である』旨の発表がされ株価が跳ねました。
この時、株式市場は『FDAからの承認は間違い無い!』という空気感に包まれていました。
そしてついに12/11にFDAから緊急使用許可の承認が下りたのです。
さすがに世界を救うワクチンが完成したのだから・・・
これから世界中で使用するために大量に生産・販売されるのだから・・・
今回ばかりはさすがに株価は上がるだろう!!!!
素人の私は思ったのですが・・・


結果はチャートを見ての通り、承認された12/11がバイオンテックの株価のピークとなりその後は下落して行きました。
あくまでも短期的な視点の株価の動きで、この数か月後にはバイオンテックの株は新高値を付けさらに急騰しています。
まとめ
現実売りが発生する事象に飛びついてしまうとかなりのダメージを受けることがあるのでみなさんも十分にご注意ください。
私はコインベースでやられました・・・
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