【じっちゃまに学ぶ米国株】相場の転換点・フォロースルーデーを見極める

今回はじっちゃまLIVEより下落から上昇への転換点『フォロースルー・デー』について学んで行きたいと思います。

じっちゃま曰く米国株におけるテクニカル分析のキ・ホ・ンということのなのでしっかりと頭に入れておきたいですね。

目次

フォロースルー・デー/じっちゃまLIVE

2020年3月25日(コロナショック時)のYOUTUBE LIVEより
じっちゃま

株価が底を打った後の『フォロースルー・デー』を確認する

フォロースルー・デーの定義は『株価が底を打った後、数日以内に大きな出来高を伴ってもう一段株価が上昇する日』ということで、フォロースルー・デーの出現によって上昇トレンドに転換したことを確認できるとのことでした。

なお、このフォロースルー・デーの意味するところは機関投資家の本格的な参戦を示唆しているそうです。

S&P500・チャート

上記はコロナショック時のチャートです。

2/28に下ヒゲを付けその後株価は数日の間だけ上昇しました。

無事にトレンド転換したと思われてましたが3/23の1番底に向けて大きく下落していきました。

この時の出来高に注目してみます。

【出来高の比較】
2/28:5.142B
3/23.891B

確かに3/2は大きく株価が上昇しているものの前日の2/28の出来高を超えていないのがわかると思います。

【出来高の比較】
3/23:4.617B
3/244.719B
3/254.811B

続いて1番底となった3/23以降のチャートを見てみると24.25日の出来高は23日を超えています

つまりフォロースル・デーが出現したということになりますね。

そしてその後はみなさんもご存知の通りS&P500の株価は急上昇していきました。

2021年9月の下落時におけるフォロースルー・デー

S&P500・チャート

続いては50日移動平均線を巡る攻防です。

毎年のように米国相場が下がる9月。

2021年9月もS&P500のチャートは50日移動平均線を下に破った局面がありました。

【出来高の比較】
9/24:1.974B
9/251.661B

9/24には50MAを僅かに上抜けてトレンド転換したようにも見えましたが、前日の出来高を上回っておらず結果的には再度下落して行きました。

次に50MAを上抜けしたのが10/15。

【出来高の比較】
10/14:1.905B
10/15:2.031B

この時は前日の出来高を上回っているおり『フォロースル・デー』の定義に合致します。

そしてこの日以降、S&P500の株価は上昇していきました。

INVESTOR`S BUSINESS DAILYで上昇トレンドへの転換を確認する

MARKET PULSEの説明ページはこちら

フォロースルーデーが確認されるとIBDのMARKET PULSEにて『CONFIRMED UPTREND』とトレンドが上昇転換されたことが表示されます。

じっちゃまもIBDのマーケットパルスを見ているので、こちらを確認するのが手っ取り早いかもしれませんね!

MAEKET PULSEはIBDのBIG PICTUREに掲載されますが、こちらはIBD有料会員のみ閲覧可能です

相場の転換点に出現する『フォロースルー・デー』、今後は私も参考にしていきたいと思います。

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