ニッセイ企業型確定拠出年金/企業型DCの運用状況を大公開★

今回は企業型確定拠出年金/企業型DCについて書いてみたいと思います。

目次

企業型確定拠出年金とは

まず制度について簡単におさらいしておくと・・・

  • 企業が掛金を毎月社員の年金口座に積み立て(拠出)してくれる
  • 社員自らが年金資産の運用を行う
  • 運用成績によって将来受け取れる退職金・年金が変動する
  • 運用益は非課税
  • 引き出しは60歳以降

私の場合は入社した当初はこの制度は無く途中から半ば強制的に加入させられた感じでしたが基本的には良い制度だと思っています。

しかしながら投資の知識がないことからリスク/リターンが極端に少ない投資商品を選んだまま放置されている方も多いのではないでしょか?

この記事をキッカケに企業型DCの投資内容を見直してみてはいかがでしょうか?

リスクを取りたくないから定期預金!?

友人や同僚と偶然にも投資の話題になるとリスクを取りたくないから投資はしない!という主張を日ごろから良く耳にします。

ちなみにここで言うリスクというのは損をしたくないという意味です。

まあ、確かに投資は損をする可能性はゼロにはできないのでそれ以上に深入りして説明することはありませんが
先日は企業型DCの運用状況について友人から相談をされる機会がありました。

友人にDCの運用状況を見せてもらったのですが・・・

んんっ!!!!?????

15年間運用してたったの+2,685円!?

一体どうなっているんだと??

私は目を疑いました。

そして運用商品の内容を見てみると・・・

三菱UFJ銀行の定期預金が50%、三井住友銀行の定期預金が50%

なんと!定期預金が100%!

現在の利率は共に0.002%

これじゃあ増えるわけがない!

と驚いたのでした。

元本保証型が半数以上!

引用元はこちらから


友人の例は極端な事例かもしれませんが、企業型DCでは定期預金などの元本保証型の商品が半数以上選ばれているとのことでした。

もちろんリタイアが近ければ元本保証型の割合が多くなるのは必然ですが、引用元の記事の中でも『特に20歳代という投資リスクが取れる世代で52.35%が元本確保型で運用しており、せっかくの制度が十分に活用されていない残念な状況にある。』と制度の導入目的が果たされていないことが示唆されていました。

運用商品の選択で投資成績は大きく変わる!

長期投資は株式メインでOK

私の現在のポートフォリオは下記の通りです。

野村外株インデックスファンド MSCI・KOKUSAI:95%
野村外国債券インデックスファンド:5%

状況によって外国債券を30%程度に増やすこともありますが常に外国株式型をメインにしています。

ちなみに10年以上の投資期間を取れば100%株式でもプラスになるという過去の実績があります。

手数料の高い商品に注意

運用商品選びで気を付ける点は手数料(信託報酬)です。

もう少し具体的に言うと手数料が1.0%以上の商品(≒アクティブ ファンド)は長期投資には向きません

赤線は野村外株インデックスファンド(信託報酬:0.15400%)青線はDIAM外国株式オープン(信託報酬:1.85900%)です。

パフォーマンスの差は一目瞭然で年を追うごとにその差が大きくなっているのがわかると思います。

私のDC運用状況

こちらは私の企業型DCの運用状況です。

運用益+72万円(利回り8.31%)

とまずまずの成績だと思います。

加入者全体の平均利回りと比べても大きく上回っている状況です。

利回りと投資成績

【シミュレーションの条件】
投資期間:38年間(大卒~定年)
掛け金:1万円/月

■利回り0.002%/定期預金100%

非常に極端な例にはなりますが100%定期預金にした場合のシミュレーションです。

最終的には運用益が+1729円でトータル456万1719円。

38年間も運用して運用益が2000円にも届かないとは泣けてきますね・・・

■利回り6%/全世界株式の平均利回り

 

続いて全世界株式の平均利回りの6%で計算した場合のシミュレーションです。

最終的に運用益は1288万2592円、トータルでは1744万2592円

定期預金と比べて4倍近いパフォーマンスとなりました。

株の暴落リスクが怖い??

最後に株の暴落についてもふれておきます。

全世界株式であれば10年以上の長期投資であればプラスになるというのが過去の実績でとしてあるわけですが、もちろん株式市場は常に一直線で上昇するわけではありません。

〇〇ショックのように大きくマイナスになる年もありますしその影響が数年に渡って続くこともあります。

こちらは私のDCの運用履歴です。

2008年に発生したリーマンショックから数年間に渡ってマイナスになっている期間が続いてますが2013年にはプラスに転換しています。

また、2020年3月のコロナショックによる大暴落が記憶に新しいところですが資産は大きく減ったもののプラスを維持しているのがわかると思います。

実はコロナショックの大暴落を受けても元本割れは発生していないのです。

大事なのでもう一度言います。

元本割れは発生していないのです!

今後も株式市場は大暴落に見舞われることがあると思いますが投資期間が残っていればリカバリーは十分に可能なのです。

もしリタイアが近くなって投資期間が十分に取れない場合は元本保証型の商品に切り替えることで資産を守ることができます。

まとめ

  • 長期投資可能なら株式メインでOK
  • 手数料の安い商品のパフォーマンスが高い
  • 価格変動リスクを抑えたいなら定期預金や債券を加えてもOK

運用商品の選択を間違えると将来の運用成績で数百万、あるいは1千万単位で差が出る可能性があるので株は怖い!損したくない!で立ち止まらずにしっかりと資産運用と向き合うことをおススメします。

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